京都観光

1 上賀茂神社
2 下鴨神社
3 祇園ですきやき
4 建仁寺
5 1日の歩数

上賀茂神社

この日はほとんどがバス移動でした。私は京都駅から地下鉄で1本の九条駅近くのホテルに宿泊していたため、京都駅までは地下鉄を利用しましたが、京都駅前のホテルに宿泊される方は、バスのみの乗り放題パスで十分かと思います。

早速、京都駅のバス乗り場から、上賀茂神社行きのバスに乗り上賀茂神社へ。

4日目はあいにくの雨で、徒歩が多くなる神社・寺めぐりではなかなか大変でした。ただ、やはり雨ですと、観光客もだいぶ少なくなりますね。前日までと比べると、体感では半分くらいに感じました。まあ、行った場所にもよるとは思いますが。

まず、上賀茂神社ですが、下鴨神社と共に日本最古の神社であるらしいですね。建てられたのは678年なので1300年以上続く由緒ある神社です。

今年は、ちょうど21年に1度の遷宮をやっていたようです。上賀茂神社では全箇所の改修を行うわけではなく、部分的に改修を行っていくため、場所によっては何十年、何百年前の建造物を参拝でくると言うことでした。また、有料ですが、本殿や、世界遺産に認定されている文化財も参拝してきました。若い宮司さんが上賀茂神社の歴史や、建造物についてのお話などしてくれて、大変興味深かったです。けっこうイケメンな方で、お話もとても聞きやすく、妻もたいそう喜んでいました。「~~は覚えて帰ってくださいねー」とお笑い芸人（？）のような感じでしたが、話し慣れていて引き込まれる感じでしたね。

下鴨神社

続いて、下鴨神社へと参拝に行きました。上賀茂神社からは結構離れているので、くれぐれも歩いていかないでくださいね。上賀茂神社行きのバスをさらに乗っていくと、下鴨神社前に到着します。

上賀茂神社と下鴨神社。似ていると思いませんか？

これは当然で昔は、両方「鴨」の漢字を使っていたようです。北の方角に位置していた上賀茂神社の方に、より縁起の良い漢字である「賀茂」を採用したということらしいです。また、京都には「かもがわ」と呼ばれる川がありますが、これにも「加茂川」と「鴨川」の二つの表記があります。この川の名前も、神社の名前になぞらえて、上賀茂神社までを「加茂川」、下鴨神社からを「鴨川」と呼んでいるとのことです。

みどころはたくさんありますが、特筆すべきは「さざれ石」でしょう！場所は「南口鳥居」の近くにあり、見落とすことはないと思います。

さざれ石って、聞き覚えのある言葉ではないですか？そうです！実は「君が代」に出てくるのがさざれ石なんです。

と言っても、さざれ石は日本各地に何箇所かるようです。さざれ石とは、小さな石が長い月日を経て大きな岩になったもの、という意味なんですね。国歌でいうと日本は長い月日を経て成り立っているといった具合でしょうか？

京都の下鴨神社のほかには、鹿島神社や鶴岡八幡宮などにもあるようです。下鴨神社のさざれ石が君が代で歌われているわけではありませんが、さざれ石は神霊の宿る石として信仰されているものですので、ぜひご覧になっていただきたいと思います。

また、下鴨神社のすぐ近くには河合神社という、日本第一美麗神である玉依姫命（たまよりひめのみこと）を祀った神社があります。実はここ、美容全般や縁結び、安産などのご利益がある、女性の強い味方となってくれる神社なんです。近くの休み処には「美人水」なる飲み物もありましたので、興味のある方はぜひ。

祇園ですきやき

その後は再度、祇園で買い物など観光をしてきました。

京都といえば「すきやき」ですよね。

「すき焼きキムラ」さんにお邪魔してきました。ランチタイムに伺いましたが、こちらは自分でなべに具材を入れるタイプのお店でした。料金は比較的リーズナブルでした。

豆腐や野菜、肉を入れ、

多めに砂糖を入れます。

割とすぐに火も通り、食べ頃に。

さすが京都のすき焼き、とてもおいしかったです。砂糖の量など自分で調整できたので、もうちょっと少なめでもよかったかもしれません。お皿の砂糖の半分しか使っていなかったのですが、結構甘めでした。くれぐれも全部入れない方が良いでしょう。

建仁寺

その後は、建仁寺へと向かいます。今回の旅行の一番の目的が、建仁寺の風塵雷神図を見ること、と言っても過言ではなかったわけですが、なんとこの日、建仁寺は法要だったんですね。中を見ることができませんでした。これには奥さんも大きなショックを受けていました。

また建仁寺にくるために、京都旅行をしようとなんとかなだめることができましたが、テンションはがた落ち。次に行った楽しみにしていたカフェも、衣替えのためにお休みでさんざんな結果になりました。今、ホームページを見てみると、2018年6月4，5日も法要のため拝観休止とあったので、見に行かれる方は、ホームページでスケジュールを確認してから行くようにした方がいいと思います。私たちのようにならないためにも・・。