京都観光

1 嵐山
2 金閣寺
3 晴明神社
4 二条城
5 1日の歩数

嵐山

まずは京都駅からＪＲ嵯峨野線で嵯峨嵐山駅へ向かいます。この日は火曜日の平日でしたが、さすが京都の嵐山だけのことはあり、すごい人の数です。やはり外国人観光客が多い印象でした。日本に比べると海外では会社も休みを取りやすいのかなと、少し羨ましく思ってみたり。まあいいんですけど・・。

嵐山ではまず、「竹林の道」を見に行きました。1万本以上の竹が生い茂るという林で、平安時代の趣を感じることができるという謳い文句です。平安時代はさておき（笑）、一面竹だらけで、昔と変わらない風景なのかもしれないなと、風情を感じます。できれば、人力車も乗ってみたかったのですが、とにかく人が多くて今回は見送ることにしました。

夜にはライトアップされるようなので、機会があればまた見てみたいですね。

続いて、竹林のすぐ近くにある、桂川にかかる渡月橋（とげつきょう）を見てきました。まあ、きれいではありましたが、わりと普通だったかな、と。紅葉などしていれば、また違ったかもしれませんが。

そして近くにある「翠嵐（すいらん）」というホテルのお茶屋さんで休憩です。

奥さんは上生菓子のセットを、私はあんみつとコーヒーをいただきました。

上生菓子はそれなりでしたが、このあんみつは生涯食べた中で一番のあんみつと言っても過言ではないくらいのおいしさでした！柚子の香りが強く、イチゴ、ぶどう、キウイなどのフルーツも新鮮でおいしく、何より衝撃だったのが、寒天にまで柚子の強い味があったことです。今回の旅行で一番おいしかったと言える、そんなあんみつでした。普段はそこまで甘いものは食べないのですが、そんな私でもまた食べたいと思わせてくれる、素敵なスイーツでした。ぜひみなさんも食べて欲しいです。

他にもトロッコ電車や天龍寺など、見所はたくさんあるのですが、今回はなくなく見送りました。

金閣寺

続いて向かったのが、金閣寺です。ちょっと意外だったのが、お寺にも御守りが売られているものなんですね。御守りというと神社で売られている、神様のご加護が得られるもの、というイメージだったので、お寺でも売られていることに驚きました。お寺での御守りは「祈りの結晶」という意味合いだそうで、わりと一般的なようです。個人的には馴染みがあまりないので、神社で購入したいかなという感じです。

とはいえ、金閣寺も非常に美しいお寺でした。

金閣寺に使われている金の量は約20kgだそうです。2018年5月現在、金1gあたり5000円くらいなので、5000円×20000gで1億円の価値です。総工費としては7億円以上かかっているらしいです。20kg分の金箔を貼っているそうなので、もう想像もつきませんね。

晴明神社

次に向かったのは晴明神社です。このあたりの移動にはバスを使っていますが、1日乗り放題券は絶対使った方がお得です。小銭の支払いもしなくていいですし、楽チンです。

さて、この晴明神社ですが、かの有名な安倍晴明を祀った神社です。実在の人間を祭った神社というのは珍しいのではないでしょうか？それだけに、安倍晴明がかなりの力を有していたということが分かります。安倍晴明については、私自身、ゲームや漫画での知識しかありませんが、誰しもが知っている陰陽師ですからね。近隣の住宅には、晴明紋と呼ばれる五芒星が飾られているなど、信仰の強さがうかがえました。

晴明神社は安倍晴明の家があった場所に建てられたそうで、そのためか、周りは住宅街となっております。私も見つけるのに苦労しましたので、参拝される方はしっかり調べてから行くようにしてください。

イメージとしては、悪を断ち切るようなイメージのある安倍晴明ですが、そのイメージどおり、ご利益は「魔除け」「厄除け」だそうです。

二条城

3日目、最後に向かったのは二条城です。二条城は、徳川家康が建てたお城で、後に徳川家光が増築して、今の形になったということです。徳川慶喜が大政奉還を行った場所として有名な場所です。

城内では大政奉還の様子を再現した人形も設置されていました。城内は撮影禁止のため写真はありませんが、襖には様々な絵があしらわれており、趣深かったです。またウグイス張りという、歩くとウグイスの鳴き声のするような廊下の造りになっているなど、様々な仕掛けが施されていました。敵の侵入に気づくためなどの理由があるのだと思いますが、当時の技術の高さを見せられるすばらしい建築物だと感じました。