先日、友人の家に遊びに行ったところ、ペットのワンちゃんが風邪をひいていたようで鼻水をたらしていました。風邪をひいてくしゃみをいているワンちゃんも可愛いなあ、と思い「犬の鼻」をみていたところある疑問が沸き起こりました。
そう、犬に鼻くそができるのかどうか？皆さんご存知ですか？
今回はそんな犬の雑学についてお届けします。
犬に鼻毛はない
結論から言うと、犬に鼻くそはできません。何故なら犬の鼻には「鼻毛」がないからなんだとか。同じように猫や牛、馬などにも鼻毛はありません。
まあ、犬や猫に鼻くそができても前足だとほじほじできないですからね(笑)
では埃が入ってしまったらどうするのかと言うと、「くしゃみ」をして体の外に出してしまいます。
鼻毛があるのは人間だけ
実は地球上で鼻毛がある動物は人間だけだったんです！これはちょっと驚きでした。人間に近い猿やゴリラなどにも若干の鼻毛はあるようですが、それも産毛レベルの毛で人間のようにホコリを取り除いてくれるようなものではないんだそうです。
他の動物に鼻毛がないと言うよりも、他の野生動物に比べ身体の弱い人間が自分の身体を守るために鼻毛を作り出したと考えるべきなんでしょうね！
鼻毛の役割
ではそんな鼻毛ですがどういった役割があるのでしょうか？
鼻毛は呼吸する時にゴミや埃、ウィルスといった人体に有害な物質を絡めとってくれます。
この時大事になるのが、湿度です。掃除する時のことを思い浮かべてみてください。乾いた状態だとサラサラの状態の埃ですが、少しでも水で濡れてしまうとべちょっとした泥のようになってしまいますよね？実は鼻の中でもこれと同じことが起こっているんです。
つまり鼻の中が乾燥していると埃などの汚れがさらさらと通過して行きますが、しっかりと湿度があると鼻毛に付着して汚れが溜まっていくということになります。その汚れが溜まった物が「鼻くそ」だということですね！
乾燥すると喉をいためやすいとよく言いますが、鼻にとってもよくない状態になってしまいます。冬は特に湿度に気を付けるようにしましょう！
犬の嗅覚は人間の一億倍？
最後に鼻つながりで犬の嗅覚にも少しだけ触れておきます。
犬の嗅覚は人間の百万倍から一億倍とも言われており、どういう風に感じているんだろうと不思議に思いませんか？
臭いものを一億倍の臭さで感じてしまったら・・・、考えただけで嫌になりますよね(笑)
でも実は一億倍強く臭いをかじるということではなく、臭いを嗅ぎ分ける能力に優れているということなんだとか。
例えて言うと、
ではなく
と、細かいところまで感じることができる、と言ったところでしょうか。
よく空港で麻薬を探し出す映像を見かけますが、最近では人間の病気を臭いで見つける「がん探知犬」もいるらしいかですからね。人間とワンちゃんがよりよく共生していける世の中になって欲しいものです。
鼻毛と聞くとどうしても「鼻から出たら恥ずかしい」というイメージが強く、良いイメージはわきにくいですよね？でも私たちの身体を守るために必要な機能を備えているんです。エチケットの為に抜いたり短くカットする人も多いと思いますが、くれぐれもやりすぎには注意しましょう！
実は犬の中でも秋田犬には鼻くそがあるのはご存知でしたか？それがこちら「秋田犬の鼻くそ」です。秋田に立ち寄った際は手にとってみても面白いですね♪
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犬好きの方へのバレンタインにもちょうどいいかもしれませんよ(笑)
