意外と知らない果物の雑学についてまとめました。ちょっとした空き時間の暇つぶしにどうぞ!
目次
①イチゴの雑学
イチゴの表面についている小さなツブツブ。あのツブツブを種だと思っている人は多いのではないでしょうか?実はアレ、種ではなく実なんです!多くの人が果実だと思っている、外が赤くて中の白い部分は胚(はい)と呼ばれる部分だったんです。
とは言っても、おいしければなんだっていいですけどね(笑)
②柿の雑学
柿って果物の中でも独特な感じがしませんか?酸味もないし、よくお茶うけにも出されますよね。
昔の日本ではこの、酸味がなく甘みが強い点を利用して、砂糖代わりに用いられていました。砂糖が高価な時代は柿を使って節約していたんですね♪
③果実的野菜とは?
スイカやメロン、パイナップルなど、おいしい果物ですよね?
でも実はこれらは果物ではないんです!では何かと言うと、野菜的果物と呼ばれる食べ物なんですね。スイカは果物ではなく野菜、なんていうのは聴いたことがある人も多いのでは?
これを覚えておくと、ちょっとした時に自慢できるかもしれませんね♪
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④グレープフルーツの雑学
柑橘類のグレープフルーツ、どうして柑橘系なのにグレープ(ぶどう)の名前が付いているのでしょうか?それはグレープフルーツがぶどうのように重なって実をつけるため、遠くから見るとブドウのように見えるからなんです。
りんごのように一つ一つ離れて実がなるのではないので、一見の価値がありますよ!
⑤スイカの雑学
スイカの原産国は実はアフリカなんです!スイカは水分が多いため、アフリカでは水分補給に重宝されているのだとか。日本のスイカは甘くておいしいですが、アフリカのスイカに甘みはあまりありません。
あまり雨の降らない砂漠地帯で暮らす人々にとっては貴重な水資源なんですね。スイカを英語でウォーターメロンと言うのもなんだか頷けますね?
⑥世界三大果実
マンゴー、マンゴスチン、チェリモヤが世界三大果実と言われています。マンゴーとマンゴスチンは名前は似ていますが、全然違う果物です。チェリモヤって聞いたことのない人も多いと思いますが、こんな感じの果物です。南国のフルーツですね♪
⑦ドリアンの雑学
果物の王様と言われるドリアン、強烈な臭いと共に、強い甘みと豊富な栄養が特徴です。
なんでも精力増強のために昔の王様が好んで食べていたため、「王様の果物」なんて呼ばれているらしいですよ♪昔の王様は頑張っていたんですね(笑)
嘘か真か「ドリアンとアルコールを一緒に摂取すると命を落とす」なんていう話もあるくらいです。直接の死因にはならないまでも、ドリアンは高カロリー食品ですから、過剰に食べ続けると体調を壊すことは目に見えています。
⑧バナナの雑学
南国系の果物って戦後に日本に入ってきた、というイメージがありませんか?実はバナナは戦国時代に日本に持ち込まれているんです。日本で最初にバナナを食べたのは織田信長だという記述も歴史書に残っているそうですよ!
また沖縄で昔からバナナが作られていたという説もあるんだとか。
⑨ブドウの雑学
一房の中でどの部分が一番甘いかご存知ですか?正解は枝に近い上の部分です。枝からの栄養が行き届きやすい上の部分から熟し始め、甘くなるんですね。なので何人かで一房のブドウを食べる場合は、房の上の部分を食べるようにするといいですよ(い
逆にイチゴは先端から熟していくため、先端の方が甘くなります。
⑩みかんの雑学①
お正月の鏡餅にはミカンが乗っていますよね?これにも理由があるんです。
もともとはミカンではなく、橙(だいだい)を飾っていたんです。「家系が代々続いて繁栄するように」という願いが込められています。橙(だいだい)と言えば橙色を思い浮かべますが、あまり果物を見かけたことはありませんよね?
実はみかんよりも、オレンジや夏みかんに近い品種なんですよ♪
⑪みかんの雑学②
みかんを揉んでから食べると甘くなるって聞きませんか?実はこれには科学的根拠があります。
ミカンを揉むとミカンは傷んだ状態になります。これを修復しようとして酸味成分ではるクエン酸を消費するんです。これにより酸味が減少し、甘みを強く感じるようになるというわけなんです!
⑫桃の雑学
桃といえば桃太郎を思い浮かべる人も多いと思います。よく考えてみると、どうして桃から生まれた桃太郎は鬼を退治するんでしょうか?桃には鬼を退治する力がある?
答えは「桃源郷」という言葉にもあるように、桃は「不老不死の仙果」を考えられていたんです。これはもちろん日本にも伝わっていて、古事記の中でイザナギが黄泉の国の軍勢に桃を投げて撃退するシーンがあるほどです。
このことから、桃には邪気を払う力があると考えられていたことが分かりますね。
⑬リンゴの雑学
蜜入りのリンゴって甘くておいしいですよね♪
でも実は蜜ってそれほど甘くないってご存知でした?蜜の成分はソルビトールと呼ばれる成分で、甘み成分となるショ糖などに変化します。十分に甘いリンゴはそれ以上ソルビトールがショ糖に変化することがなくなります。余ったソルビトールが蜜へと変化するんです。ソルビトール自体の甘みはさほど強くないということですね。
日本では蜜入りリンゴは好まれていますが、海外では水分が多いために好まれていません。実際、蜜が多い方が日持ちもよくないようです。
⑭レモンの雑学
レモンと言えばビタミンC、こんなイメージがありますよね?酸味が強ければ強いほどビタミンCが多い?実はそんなことはないんです!
そもそもビタミンC自体には味がなく、すっぱいと感じているのは「クエン酸」という成分になります。もしビタミンCがすっぱければ野菜全般をすっぱいと感じることになりますよね?
酸味=ビタミンCと考えるようになったかというと、「レモン何個分のビタミンC」というCMが多くなったせいでしょうね(笑)
まとめ
いかがでしたか?果物についての雑学をまとめてみました。普段何気なく食べているフルーツにもあまり知られていない逸話があるんですね。フルーツを食べながら、お友達にちょっとした豆知識を披露してみるのも楽しいですね♪