働き方改革などの影響もあり「残業しないように!」と指導するた会社も増えているようです。私の勤める会社でも「残業は極力するな」とは言うものの、実際は仕事量が減るわけではないので残業の量はほとんど変わっていないのが現状です。
すべてがサービス残業と言うわけではないですが、どうしても残業全てを申請すると言うわけにもいかず会社のなあなあな雰囲気に妥協してしまうこともありますよね。
中には当然、「全てサービス残業!残業代は一切つかない(涙)」という方もいらっしゃると思います。
今回はそんな残業について、残業禁止になった会社はどんな風になるのか見ていきたいと思います!残業で悩んでいる方は是非ご覧ください!
目次
残業禁止のメリット
・プライベートが充実する
早く家に帰ることができると、趣味の時間や家族・恋人・友人との時間を有意義に過ごすことができます。副業として投資やネットビジネスに時間を費やすこともできますね♪
・過労、ストレスによる病気や死亡事例が減る
最近よく話題に上る過労死問題。月に100時間以上の残業をすることが引き金となっているようです。定時に帰ることができればそんな問題も激減しますよね?
・仕事にメリハリが出て、結果的に効率が上がる
ゆっくりと休息を取ることで効率よく仕事ができるようになります。徹夜明けで仕事なんかすると頭もうまく回りません。オンとオフの切り替えが必要ですね。
・無駄な仕事が減る
普段している仕事の中には「これ本当に必要なの?」と思う内容もありませんか?残業禁止になると、不要な仕事はしないようになります。余計な仕事をしていると帰れなくなりますからね。
・健康的になる
立ち仕事でもデスクワークでも、長時間の仕事は身体に負担をかけてしまいます。さらに仕事中は相当のストレスがありますから、休息は不可欠です。負担の少ない生活を送れると健康にもつながりますよね♪
残業禁止のデメリット
・給料(残業代)が減る
ただでさえ給料が低いのに残業ができなくなったら困る!という声も多いです。
・仕事が終わらない
残業禁止と言っても、人員を補充してくれもらえるとは限りません。結局終わらなかった仕事は家に持ち帰ることに・・・なんてこともあるようです。
・他の部分にしわ寄せが行く
毎日が日常業務で手一杯で突発的なトラブルに対応できない!ということも多いです。残業はしないけど、休憩時間を削ったりして対応しなければならない、なんてことも。
・上司の監視が厳しくなる
定時に帰るためには効率的に仕事をしなければなりません。今までは自分のペースで仕事ができていたけど、これからはペースアップが求められます。今までになかった上司のプレッシャーで逆にストレスを感じるようになった、と言う人も多いようです。
・逆にサービス残業が増えるようになった
仕事が終わらないけど、残業をつけるわけにはいかない!そうなるとサービス残業をするしかない・・。という不運な人も増えています。会社としては残業禁止=残業代払えない、というわけですので、前は残業代が出ていたのにサービス残業しなければならなくなったというブラックな会社もあるようです。
残業禁止になってほしいか~アンケート結果~
意外なことに、残業禁止に賛成か反対かというアンケートを取ると、だいたい半々の結果が得られるのだそうです。
残業がなくなるというといいイメージがありますが、上記で挙げたメリット・デメリットからも分かるように、実際は残業代が減ったり、自分のペースで仕事ができなくなるといったデメリットも発生します。ひどい会社では、今までは残業代が出ていたのに、残業禁止を口実として、残業代を出さないでサービス残業を強要する会社も現れているケースもあるようです。
これはいわゆる「エア退社」ですね!タイムカードを定時に押して、帰ったことにして改めて仕事につくことを言う言葉です!
当たり前ですが、同じ残業をするなら残業代をもらえた方がいいですからね!勤める会社の風土によっては残業禁止という風潮を嫌う人もいることでしょう!
ネットの声
まとめ
残業禁止に関しては賛否両論あるようですね。三六協定など残業をし過ぎないようにする制度もありますが、完全に守られているわけではありません。ひどい会社では残業をしていないように見せかけてサービス残業を強いる会社もあります。
国がどのような政策を決定したとしても、まだ社会がその政策に対応できる基盤ができていないことが問題のように感じます。
残業禁止や有給取得義務化など、実施するのはいいことだと思いますが、その前に会社側の都合でサービス残業ができないようにする仕組みを政府が作ってくれた方がありがたい気がします。
残業は悪なわけではなく、会社の利益追求にとっても、個人の給料アップにとってもいい面はあるので、それをうまく運用していける風土が築かれるといいですよね?