新年あけましておめでとうございます!
お正月も2日目を迎え、まだまだ快適な寝正月を送っている方も多いことと思います(笑)おせちやお雑煮、おしること、本当においしいですよね♪
焼くとぷくーっと膨れてきますが、一体どうしてなんでしょうか?気になりませんか?その理由と綺麗に焼き上げる方法についてまとめましたのでご覧ください!
お米ともち米の違い
普段ご飯として食べているお米は「うるち米」と呼ばれています。普段食べているうるち米は少し透き通った半透明の見た目をしています。これに対してもち米は真っ白な不透明な見た目をしているんです。
見た目の他にも含まれる成分も違っていて、デンプンの種類に大きな違いがあるんです。
どういうことかと言うと、うるち米は「アミロース」と「アミロペクチン」という成分が含まれるのに対し、もち米は「アミロペクチン」のみとなっています。
このアミロペクチンがお餅が膨らむ原因だったんです!
お餅が膨れる理由とは?
このデンプン成分のアミロペクチンですが、温めると柔らかくなり、デンプン同士が強くくっつくようになります。
デンプンの結びつきが強くなるとどうなるか?これはお餅に含まれる水分が影響してきます。
お米でもそうですが、お餅はたくさんの水分を含んでいます。お餅を放置しておくとすぐにカビが生えてしまいますよね?
お餅に含まれる水分は、焼いて温められた時に水蒸気へと変化します。液体から水蒸気に変化すると、その体積は何百倍にも膨れ上がるんです!つまりお餅の内部では水分が水蒸気となり体積が大きくなります。その水蒸気はお餅の外へ逃げていこうとしますが、デンプンにより強力にくっついているお餅から逃げていくことができずに、結果的にお餅を膨らませてしまうことになる、というわけなんです!
お餅を綺麗に焼き上げるコツ
このことを応用すると、お餅をきれいに焼くことができるようになります。
どういうことかと言うと、あらかじめ水蒸気の逃げ道を作っておくといんですね!
では具体的にどうするかというと、ずばり、お餅の表面に切れ込み入れておくだけなんです!感覚としては隠し包丁に近いですね。
これから焼くお餅の上側の中央部分に十字で切れ込みを入れておきましょう。こうすることで、真ん中に水蒸気の逃げ道ができるので、その真ん中の部分がキレイに膨らんでくるようになるんです。
キレイなお餅を焼いて家族や友達に自慢してみるのも楽しいですね♪
このお正月、お餅を食べるときに是非試してみてくださいね!