2019年10月1日よりついに消費税が8%から10%に引き上げられました!
でもその引き上げられた消費税が一体何に使われているのか、知っている人は少ないのではないでしょうか?
今回は増税される消費税が何に使われているか紹介したいと思います!
それではご覧ください!
消費税2%UPで税収はいくら増える?
まず今回の8%→10%の増税で日本の税収はいくら増えるのか、見ていきたいと思います!
その額はなんと、「4兆6000億円」!
これは食品などにかかる軽減税率を除いた金額です。
食品などへの軽減税率が解除されると税収は皿に増える計算となるんですね?
消費税引き上げで行われる施策は?
今回の消費税引き上げで行われるのは一言で言うと「全世代型社会保障」です!
簡単に言えばお年寄りの医療・介護の問題から子育て世代の問題まで幅広く解決していこう、ということですね♪
よく聞く話題でいうと、10月1日から行われる保育園の無償化、待機児童の解消などが話題となっていますよね?
その他にも、高齢者の介護保険料の軽減なども盛り込まれているようです!
消費税増税の理由
では今回、消費税が増税されてしまったのか、その理由を見ていきましょう。
日本の税収は主に「法人税」「所得税」「消費税」であると言われています。
その仲で消費税が増税された理由を一言で言えば、「税収が安定している」からです。
法人税や所得税は景気が悪くなってしまうと、税収が減少してしまうと言われています。それに対して消費税は、人が生きていく中で食品や日用品、医療費、交通費など、絶対に支払わなければならない費用があるため安定しやすいと言われているからなんです!
ちなみに各税収額は表に示すとおりです。
法人税 | 約10兆円 |
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所得税 | 約17兆円 |
消費税 | 約17兆円 |
個人が消費する「所得税」と「消費税」がダントツに高いことが分かります。それに対して法人税は60%以下の税収となっています。
国が発展していくために法人税の税率が優遇されていると言うことは分かりますが、その負担が私たち個人に重くのしかかっていると言うことを考えるとやるせない気持ちになってしまいます。
国は国民に不満感が残らないように徴収した税金を使っていく必要があると言えますね!
まとめ
2%の消費税増税により全世代型社会保障に使われると言うことが分かりました!
ですが、今回の消費税増税は結局のところ、増税しやすい消費税率を上げたという印象が強く残る結果となりました。
私たち一般人からしたら、年間何億円も稼いでいるような大金持ちからもっと所得税を徴収するとか、現在優遇されている法人税をもっと引き上げるなどの対策をしてもらいたいと切に願うばかりです。
少なくとも、今回に消費税増税で得た税収を役人の私腹を肥やすために使うのではなく、私たち国民に少しでも還元してもらいたいものですね?