先日手動のコーヒーミルを購入したrockです。だんだんと使い方にも慣れてきて、自分好みのコーヒーを淹れることができるようになってきたと感じている今日この頃です。
使っている豆の種類にもよるのだと思いますが、もともと挽かれている豆を購入するよりも、自分で挽いた方が酸味が少なくコクの深いコーヒーを飲むことができています(多分)。
市販のコーヒーの酸味はコーヒーが酸化した味とも言われていますから、できるだけ酸素に触れないようする、飲む直前に豆を挽くという行為はコーヒーをおいしく飲む上で欠かせないことだなと思うようになりました!
すっかりとコーヒーミルにはまってしまった私ですが、今回はコーヒーをおいしく淹れる方法についてお知らせします。
是非ご覧ください!!
ドリップの最初が一番おいしい
皆さんは「ファーストドリップ」という言葉を聞いたことがありますか?
これはコーヒーの用語で、最初に落ちたコーヒーの1滴のことを指す言葉です。コーヒーにとって、この「ファーストドリップ」が一番おいしいといわれており、そのファーストドリップに敬意を込めた呼び名なんですね♪
まあ、いくらおいしいからと言って、このファーストドリップだけを飲むという人はまずいないと思いますけど(笑)
通常コーヒーを淹れる場合、このファーストドリップはカップやサーバーに入ることになるので、特別意識する必要はありません。
ですがここで注意しなければならないのは、「最初の方がおいしい」ということは、「後半になるに従いおいしくなくなる」ということです。抽出時間が長くなるにつれて、雑味の原因となる苦味成分などが抽出されるようになるため、最後の方はカップに入れないようにすることが必要です。
豆とお湯のバランスは?
一般的には豆10gに対して、180ml程度の抽出量が適していると思われます。もちろんこれには個人の好みがありますから、もっと濃い方が好きと言う場合はお湯を少なく、薄い方が好きという方はお湯を増やすと良いでしょう。
ただし、人によっては10gに対して120~130が最適だという人もいます。使っている豆の種類や豆の粗さなど、様々な要因が関係してくるわけですね。
こればっかりは、自分の好きな淹れ方を、豆の種類や量、お湯の量、温度など、いろいろと試してみるしかないのかなと思います。そんな自分好みの味を追求していくのもコーヒーを飲む楽しさであると言えますね?
砂糖やミルクを加える方にとっては、濃い目に入れた方がおいしいでしょうし、ブラックで飲む方には比較して薄めの方が飲みやすいと思います。自分にあった淹れ方を探していきましょう。
おいしいコーヒーの淹れ方
お湯の温度
最適なお湯の温度は約90℃です。沸騰したお湯を少しおいておく、またはやかんから口の細い容器に移してからお湯を注ぐようにしましょう。注ぎ口の大きなやかんなどから注ぐよりも、注ぎ口の小さい容器から淹れた方がコーヒーはおいしくなります。
なぜなら、コーヒーを淹れるときはできるだけフィルターを濡らさない方が良いからです。最初にフィルターを濡らしてしまうと、フィルターにお湯の保護膜ができてしまい、コーヒーの旨みをうまく通すことができなくなります。フィルターでなく、コーヒー豆にお湯をかけることでコーヒーの油分などの旨みを効率的に抽出できるようになるんです♪
「蒸らし」が重要
まずはコーヒー豆に少量のお湯をかけます。このときフィルターはできるだけ濡らさないようにしてください。量の目安としては、カップやサーバーに数滴のコーヒーが落ちる程度です。
コーヒー全体にお湯をかけなくても、だんだんと全体にお湯は広がっていくので、お湯をかけるのは中心部分だけで十分です。少量のお湯をかけてから30秒ほど待ちます。この時間が「蒸らし」になります。これをを行うことで、コーヒーのおいしい成分を効率的に抽出できるようになるんですね!
もし濃いコーヒーが好きな場合は、この蒸らしの時間を1分など長めに取るようにしてください!
抽出の仕方
「蒸らし」が終わったら、ようやくコーヒーを抽出していきます。このとき、コーヒー豆がお湯に埋もれてしまわないように、少しずつお湯を加えていくのがポイントです。中心から淹れ始めて、円を描くような感じでお湯を入れていきます。注ぎ口が大きいと、一気にお湯が入ってしまい、上手に抽出することが難しくなります。口の細いものをできるだけ選ぶようにしてください。
最初に言ったように、コーヒーは最初ほどおいしく、後になるほど雑味が強くなります。加えたお湯が全て出尽くすのを待つのではなく、必要な量の抽出が終わった段階でドリップをやめるようにするとよりおいしいコーヒーを飲むことができますよ♪
私の場合、コーヒーミルでコーヒーを飲むようになって、コクの深いコーヒーを飲むことができるようになりました。手動ミルを使用しており後悔はありませんが、やはり毎回挽くのは少し面倒ですし、一度に大量に挽くのにもあまり向いていません。もしこれからコーヒーミルの購入を検討している方がいらっしゃれば電動ミルも使い勝手がよいのかなと思います。
私は使ったことはありませんが、次回は電動ミルも購入してみたいなと考えています。皆さんもご自身にあったミル選びを楽しんでください♪
それではよいコーヒーライフを!!