意外と知らない魚の雑学についてまとめてみました。ちょっとした空き時間の暇つぶしにどうぞ!
目次
イクラの雑学
日本ではイクラとは鮭の卵を言いますよね?そもそもイクラの語源はロシア語で、ロシアでは魚卵すべてをイクラと言うんです。キャビアやししゃもの卵もたらこもすべて「イクラ」です。
イワシの雑学
イワシは身の危険を感じると、目くらましの為に鱗を剥がすことができます。タコやイカのスミのように鱗で目くらましするんですね。スーパーで買うイワシに鱗がないのを不思議に思った人もいるのではないでしょうか?
イルカの雑学①
日本語と英語のように、イルカも住んでいる場所が違うと言葉が通じなくなります。その地域ごとに言葉が違うようです。中には2ヶ国語(?)を話せるイルカもいるそうです。
イルカの雑学②
イルカの皮膚ってツルツルしているイメージがありますよね?イルカは皮膚をツルツルにして速く泳ぐために、皮膚が何度も生まれ変わります。古い皮膚を剥がすためにジャンプして水面に身体を叩きつけているんです。
ウナギの雑学
ほとんどの魚は後ろ向きに泳ぐことはできません。ですがウナギは後ろにも泳ぐことができます。
カツオの雑学
カツオやマグロ、サバなどの回遊魚は寝ている間も泳ぎ続けています。泳ぐのをやめると死んでしまうからです。それが何故かと言うと、泳ぐときにエラを通過していく海水から酸素を取り込んでいるためです。
クマノミの雑学
ファインディング・ニモでお馴染みのクマノミですが、クマノミは群れで生活しています。群れで1番大きな固体がメスとなり、それ以外は全てオスになります。もしメスが死んでしまったりすると、その次に大きい個体がメスにへと変化します。
サヨリの雑学
「腹黒い」という言葉は聞いたことがあるでしょうか?外面はいいのに内心では悪いことを考えている、と言った意味のことばですね。実はこの語源はサヨリにあったんです。
サヨリは高級魚で魚界の美人と言われる魚です。ですが捌いてみるとお腹の中は真っ黒!太陽の紫外線から内臓を守るために黒くなっていたんですね。別に悪いことを考えている魚ではありませんよ!
サメの雑学
サメには浮き袋がありません。ではどうやって浮いているのかと言うと、肝臓にたくさんの脂肪をためているんです。油は水に浮かびますよね?これを利用して浮かんでいられるんですね。肝臓の大きさは全体重の四分の一と言われています。
サーモンの雑学
サーモンはサーモンピンクと言われるようにきれいなピンク色をしていますが、実は白身魚なんです。エサから赤い色素を受け取っているために身が赤みがかってくるんです。
シロワニの雑学①
サメの一種であるシロワニは1匹しか子供を産みません。というのも、母親の胎内でお互いで共食いしていくからです。大体の場合は、最初に産まれたサメが、卵のうちに兄弟を食べてしまいますが。なんと外に出るときには1メートルを越えているそうです。
シロワニの雑学②
サメの一種なのに’ワニ’と言うのを不思議に思いませんか?これは中国地方ではサメのことを’ワニ’と呼ぶからだそうです。方言が名前になるなんて珍しいパターンですね!
タラバガニの雑学
タラバガニはカニではなく、ヤドカリの一種。カニの足は10本ですが、タラバガニの足は8本なんです。
でも実は残りの2本は甲羅の中に隠れているんですね。これはヤドカリも同様で、2本の足は甲羅の中で殻の外にゴミを出すといった掃除のために使われています。
チョウチンアンコウも雑学
名前はよく聞くチョウチンアンコウですが、オスとメスの大きさが全然違うのはご存知ですか?メスは50~60センチメートルなのに対し、オスはなんと数センチメートルの大きさしかありません。よくテレビなんかで見るのはメスのチョウチンアンコウだったんですね?
ピラニアの雑学
凶暴なイメージのあるピラニアですが、実は意外と臆病な魚だったんです。ピラニアが襲うのは小さな生物がほとんどで、相当弱っていない限りは大きい動物には近づかないと言うことです。
フグの雑学
フグの毒であるテトロドトキシンは、テレビドラマによく出てくる青酸カリの10倍以上の毒性があると言われています。フグ1匹には人間30人を殺すことができる量の毒が含まれています。フグの毒を食べてしまっても、すぐに病院にいけばなんとかなるようなので、フグを食べて違和感を感じたら、すぐに病院に向かいましょう!
ラッコの雑学
水族館で生活するするラッコの食費は数百万円もかかっています。体温調節をするためにカロリーを摂り続けなければならないんだとか。人間以上に(少なくとも私以上に)高い物を食べているなんて羨ましいですね。
赤身魚の雑学
マグロやカツオなどの赤身魚には回遊魚が多く、長時間泳ぎ続けなければなりません。長時間筋肉を動かすには酸素が必要です。酸素を運んでくれる物質には赤色の色素が含まれるため、身が赤く見えるんですね。
白身魚の雑学
タイやスズキ、ヒラメなどに代表される白身魚は近海の岩場などに生息しています。そのため長時間動き続ける必要がないので、多くの酸素を必要としません。よって身は白いままというわけなんです。
鱗の雑学
魚は成長すると鱗が大きくなります。木の年輪のように、鱗を見ることで何歳か知ることができるんです。子供の時と大人になってからで、鱗の数は変わりません。
現在、人類は海域全体の1%も調査できていません。まだまだ私たちの知らない生物がたくさん生息していると考えられています。毎年新種の生物も見つかっているので、今後もどんな生物が見つかるか楽しみですね♪