今回はまじめに環境にまつわる雑学を紹介します。
一緒に勉強して、お友達に「あれ?この人って結構まじめな一面もあるんだ!」と感心させてみる手はいかがでしょうか(笑)
ではご覧ください!
海も二酸化炭素を吸収する?
二酸化炭素を吸収するのは植物だけだと思っていませんか?
実は海にも二酸化炭素を吸収する機能が備わっているんです。
魚がえら呼吸で水中の酸素を体内に取り込んだり、炭酸ガスを加えて炭酸水を作ったり、と言ったことを思い浮かべると水中に気体である二酸化炭素が吸収されるというのも納得できるのではないでしょうか?
さらに、植物は光合成をすることが知られていますが、これは水中の植物プランクトンにも当てはまります。
海中に吸収された二酸化炭素を植物プランクトンが酸素にして放出する。森林だけでなく海も酸素を作ってくれているんですね♪
ですが、温暖化の影響で水温も暖かくなり二酸化炭素を吸収できる量が減少しつつあります。
二酸化炭素が増加 → 温暖化により水温が上昇 →海が二酸化炭素を吸収できない
という悪循環が出来上がっているんです。
世界で一番食べ物を捨てる国は?
実は食品廃棄率が最も高い国は「日本」なんです!
もったいない精神が強いと思われている日本ですが、意外にもどの国より食品をごみとして捨てていたんですね。
どのくらいの量を捨てているかと言うと、年間1700万トン。年間の食料消費量の2割に相当する量が廃棄されています。
これには恵方巻きなどで話題となった食品ロスや食べ残しなどが多く含まれています。
さらに日本の食量自給率は38%と、先進国の中では最低レベル。自国で食料を作る習慣が薄いために、食品に対する感謝の心がなくなっているのかもしれませんね?
日本のごみの半分以上がプラスチック
スーパーで肉や魚を買えば、プラスチックトレーにラップでくるまれており、さらにそれを小さめのビニール袋に入れて、最後に買い物袋に入れて帰る。よくある光景ですが、過剰包装だと言わざるを得ません。
お菓子なんかも最近では個包装の物が大半を占めている状況です。
昨年海洋に浮かぶ大量のストローごみの問題を受け、プラスチックではなく紙製のストローを使用する、買い物袋の有料化する、といった取り組みも見られています。
たしかに個包装は清潔ですし便利ではありますが、便利な生活を手に入れるために自然が破壊されていることを忘れてはなりません。
プラスチックを食べる虫がいる?
その発見をしたのは偶然のことだったらしく、たまたま他の実験で蛾の幼虫をビニール袋に入れておいたら、ビニール袋に無数の穴があいていたのだとか。
この幼虫は普段はミツバチが巣を作るのに利用する蜜蝋(みつろう)という成分を食べており、この蜜蝋とビニール袋の成分が似ていたいうことなんです。
虫だけでなく、キノコやサンなどにもプラスチックを分解できる種がいるようなのでもしかしたらごみ問題を解決してくれる救世主となるかもしれませんね?
石油は後何年でなくなるの?
私が子供の頃は、あと30年で石油は無くなる!と言われていました。あれから30年近くたったのにまだまだ石油はなくなっていない・・・。
では後何年もつのでしょうか??
2016年の段階で可採年数はなんと51年!
実はこれ新たな油田を見つけたり、技術の進歩で石油を採掘できる量が増えているからなんですね♪
現状では2067年までは採掘できる計算ですが、更なる技術の進歩により2056年の頃には2100年!なんて言われているかもしれません。
だからといって無駄遣いしないよう心がけたいものです。