暑く寝苦しい日が続きますね?近年、温暖化の影響で、一昔前よりもだいぶ暑くなったと感じる方も多いと思います。
私は雪国秋田育ちですが、冬の降雪量がかなり減ったと実感しています。二十数年前はほとんど毎日していた雪かきが、最近では週1回で済むようになっています(県内で引越しした関係もありますが)。その影響はもちろん夏にも出ていて、夏日や真夏日の日数が10倍以上になっているデータもあるようです。
そんな暑い夏を、クーラーをできるだけ使わないで、涼しく乗り切るためのコツをまとめてみましたので、ご覧ください。
保冷材を使用する
スイーツを買ったときについてくる保冷剤、ゴミとして捨てていませんか?
洗って冷凍庫に入れておいて、タオルなどで包んで首や脇の下など動脈の通っている箇所を冷やします。動脈を冷やすことで、全身への冷却効果が期待できます。タオルなしで、直接保冷剤を当てるとさらに気持ちいいですが、長時間当て続けると凍傷の危険もありますのでご注意を。
食品についてくる保冷剤は小さいですが、ホームセンターや100円均一などで、比較的大きい保冷材も売っていますので探してみてください。
扇風機を使用する①
普通ですね(笑)。でもちょっと待ってください。身体に直接当てるわけではないんです。これは風の通り道を作るために使用します。
窓に向けて、もしくは窓から部屋の方向に向けて扇風機を置くようにします。こうすることで、室内の空気が外の空気と交換されて、気温を下げることができるんです。反対側の窓も開けて、空気がスムーズに通るようにするとよりベターです。
扇風機を使用する②
次も扇風機を使った方法です。こちらはは気化熱を利用します。扇風機と身体の間に濡れタオルなどを干しておきます。これにより1,2℃ですが温度が下がります。
持ち家で暮らしている方は、打ち水も効果的です。夕方家に帰ってきてから打ち水しておけば、夜には窓際の気温を数度下げることが期待できます。
身体にスプレーする
顔や身体に水をスプレーします。水が冷たいのと、気化熱により涼を得ることができます。化粧水などを使用すれば一石二鳥(?)ですね。
家電の電源を切る
テレビやパソコンなどからも熱が放出されています。テレビを触ってみてください?暖かくありませんか?電気を使用する際、一部が熱エネルギーに変換されているからです。使っていない家電の電源は切るようにしてください。
青系のインテリアを設置する
青は気分を落ち着かせてくれる効果があります。気分を高揚させる効果のある赤色と比べると体感温度で2,3℃も涼しく感じるとも言われています。まあ、夜に電気を消して寝るときは別でしょうが、明るい間は効果があるかもしれませんので夏と冬でインテリアを変えるのもいいかもしれませんね♪
エアコンを使用すると簡単に気温を下げることができ、快適に過ごすことができるようになります。でも使いすぎると、電気代がかさむだけでなく、汗をかきにくい体質になり、体調を崩してしまうことになりかねません。今回紹介したように、エアコンを使わなくても涼しく過ごすコツがありますので、実践していただけると幸いです。
とは言っても、暑いのを我慢しすぎると熱中症になってしまいますから、適度にエアコンをも使用してくださいね。