前回、 (ミドル脂臭)加齢臭の原因と対策についてご紹介しました。今回はさらに加齢臭に効果的な身体の洗い方についてお伝えしたいと思います。
加齢臭を克服されたい方、ぜひご覧ください。
洗うにしてもまずどこを重点的に洗えばいいのかを知らないといけないですよね?よく言われるのは「耳の裏」ですが、その他はどこを洗えばいいのか?まとめましたのでご覧ください!
加齢臭の発生しやすい場所は?
加齢臭の発生場所がどこかと言うと、「皮脂の存在する場所」と言うことができます。つまり汗をかく場所です。なんだ全身じゃないか、と思われるかもしれません。
でもちょっと待ってください。私たち現代人は、アスリートなどを除いて、多くの人は定期的な運動をしていない人が多いのではないでしょうか?そういう人たちは、全身から満遍なく汗をかいているわけではないんです。普段から汗をかく習慣がない人は、汗を出す汗腺や皮脂腺の機能が弱っていて、それらが密集している頭や首、背中から汗をかきやすくなります。つまり、汗腺や皮脂腺の多い頭、首、背中が加齢臭の発生場所になりやすいということです。
逆に言えば、日ごろから運動をしていて、体温調節のために汗をか機会の多い人は加齢臭の影響が少ないということができるかもしれませんね。
また、よく言われる「耳の裏」ですが、とあるテレビ番組で、耳の裏から加齢臭がするのはウソと言われていたようです。耳の裏からするのは加齢臭ではなく、シャンプーや汗などの洗い残しだということです。まあ専門家の言うことですから、あながち間違いではないかもしれません。ですが、耳にも汗腺や皮脂腺が多くあるのは間違いないですし、臭いがするということには変わりがないのでしっかりと洗うように心がけましょう!
発生場所の洗い方は?
① はじめはシャンプーから
最初にシャンプーをします。これは加齢臭に限らないのですが、先に身体を洗ってからシャンプーをすると、シャンプーやトリートメントの成分が身体について、それが残ってしまいます。すると臭いの原因になったり、身体がかゆくなったりします。私はシャンプーをしてから身体を洗い、そして最後に洗顔をするようにしています。
② お湯でしっかり汚れを落としてからシャンプーする
シャンプーをする前にお湯でしっかりと汚れを落とします。大体の汚れはお湯で落ちると言われています。シャンプーでじっくりと洗うと汚れもしっかりと落ちるのですが、身体に必要な皮脂も洗い落としてしまいますので、まずはお湯でゆっくりマッサージするように洗うと良いです。洗うときは爪先ではなく、指の腹の部分でマッサージするように洗うと、肌を傷つけません。
③ 身体はゴシゴシ洗わない
汚れを落とすために、強い力でゴシゴシ洗いたくなる人もいるかもしれません。でもっそれは、肌をいためることになりますので厳禁なんです。強い力で洗うことよりも、洗い残しをしないこと、洗剤をしっかりとすすぎ落とすことに重点を置いて洗うようにしてみてください。シャンプーと同様に、強く洗いすぎると皮膚を守る皮脂すべてを取り除くことになるので、逆効果になります。
④ 洗顔をする
身体の後に顔を洗う理由ですが、特に女性の方は、入浴後に化粧水を使いますよね?つまり、乾燥から肌を守るためです。洗顔すると、顔の皮脂が失われますから、その時間を極力短くするということですね。洗顔で気をつけるポイントとしては、皮脂の多いTゾーンをしっかりと洗うことになります。敏感肌の人は、できればお湯の温度をぬるめにした方が良いです。
そのほかにも
湯船に浸かる
私はシャワー派でなかなか湯船に浸かることはないのですが、加齢臭対策としては湯船に浸かったほうが断然有利です。シャワーによって表面の汚れはほとんど落とすことができますが、毛穴に詰まった汚れまでは落とすことは難しいです。温めることで毛穴が開き、また、汗をかきやすくなるので加齢臭を予防することができます。
運動をする
先に述べたように、運動をすることで汗をかきやすい体質に改善し、汗腺の働きを正常とすることで、身体全体で汗をかくようにすることができます。また、汗をかく習慣がつくと質の良いさらさらとした汗をかきやすくなり、臭いの発生を抑えることができます。運動することは加齢臭だけでなく、様々な面でメリットが多いので、無理のない範囲で続けたいものです。
加齢臭用の石鹸やシャンプーを使用する
これは言わずもがなですね。汚れはしっかり落としてくれる、かつ肌には優しいなんて商品もありますので、自分に合ったものを探してみてください。
加齢臭はよく言われる耳の裏だけでなく、頭や首、背中からも特に発生しています。肌を痛めない洗い方をマスターし、上手に加齢臭と付き合っていきたいですね。
臭いの問題が解決するとそれだけで明るくなれますからね。ぜひ改善して楽しい人生を送りましょう!
それでは今回もありがとうございました。