突然ですが、皆さんは「重曹」って使っていますか?
我が家では掃除に使うことはよくあるのですが、料理には全く利用していません。ですがちょっと気になり、ネットで見てみると意外と便利だということが分かり、今後使っていこうかなと考えているところです。
そこで今回は少し調べてみた重曹の便利な使い方を、自分の備忘録としても記事に残しておこうかと思い筆を執りました(作家風)
もし興味があればご覧いただければ幸いです。
重曹とは?
正式名称は炭酸水素ナトリウム、「ベーキングパウダー」や「ふくらし粉」とも呼ばれていますね?
小学生の頃、家庭科の授業で小麦粉とベーキングパウダーからパンを作ったことが思い浮かびます。そんな人も多いのではないでしょうか(笑)
冒頭でも書きましたが、私のように重曹を料理ではなく掃除用にだけ使っている人って結構いると思うんですよね。ですので料理に使う場合は、「料理用」として表記されているものしっかりと確認してから購入するようにしてくださいね。念のため。
あと、厳密には重曹とベーキングパウダーは成分が違うらしいですね。重曹にコーンスターチや小麦粉などその他の成分を混ぜたものがベーキングパウダーなんだとか。
今回は「重曹」の方の使い方を紹介していきます。
肉を柔らかくする
重曹は炭酸水素ナトリウムのことで、ご存知の方もいるとは思いますがアルカリ性の物質です。
排水溝の髪の毛を溶かすような洗剤がありますよね?あれも実はアルカリ系の洗剤なんです。つまりアルカリ系の物質は髪の毛などのたんぱく質を溶かしてしまう力があるということなんです。
この力を利用して、肉を柔らかくすることができるんですね!
方法としては、
①水250mlに対し小さじ1杯ほどの重曹を加える
②そこに肉を入れ30分程度浸す
③簡単に水で洗い流す
たったこれだけでジューシーな柔らかいお肉を楽しむことができちゃうんです♪
肉を溶かすことができるとは言っても、重曹自体にはそこまでの危険な力はありませんので、安心して使用してくださいね。
ただ、味には若干の苦味があるので、気になる方はしっかりと洗い流してから使用するようにしてください。
ぬめり・臭みとり
肉を柔らかくするのと同じ理屈で、魚のぬめりを取ることができます。同時に魚の生臭さも抑えることができるので、まさに一石二鳥の方法と言えます!
①魚に重曹を振り掛ける
②軽く全体になじませる
③水洗いし、キッチンペーパーで水気を取る
食べる際の臭いも気にならなくなるので、お子さんの魚嫌いにはもってこいかもしれませんね♪
ワックスの除去
輸入もののレモンなどの柑橘類の表面にはワックスが塗布されているのは有名ですよね?他にも多くの果物や野菜にもほとんどの場合、農薬が使用されています。
これを重曹を使うことで落とすことができるんです!
方法は簡単!!
①重曹を果物などの表面にふりかける
②もむように(すりこむように)洗う(少し時間をおけばさらに効果的)
③水で洗い流す
自宅でジャムを作る場合や、レモンのハチミツ漬けを作るような時は重曹を使った方がより安全に食べることができますね♪
私も自宅でスムージーを作ったり、りんごを皮ごと食べることが多いので、今後は重曹で洗ってから使うようにしたいです。
アク抜き
都会住まいの方はあまり食べる機会がないかもしれませんが、私は断然山育ち(笑)なので、毎年親が山で採ってきた山菜をもらって食べています。アク抜きは自分ではやっていませんが、母親が鍋でアク抜きしていたのを思い出します(遠い目)。
こちらも肉・魚と使い方は似たような感じで、
①ワラビやゼンマイなどの山菜にふりかける
②刷り込むように表面を洗う
③重曹がついたまま、沸騰したお湯で5分ほど湯がく
④火が通ったら冷水に戻す
重曹を加えることで、山菜を柔らかくしアクが抜けやすくなります。
たしかに子供の頃は、母親が何回もお湯を替え、何度も下湯でしていたように思います。重曹を使えば簡単にアク抜きができるようになるんですね!
とは言っても、私もやったことはまだないので、アクが気になる方は好みに応じて複数回下湯でした方がよいかもです。そこは自己責任でおねがいします(笑)!
煮物にも
煮物を作る時は、素材を柔らかくするのに重宝します。肉だけでなく、例えば豆や根菜類を重曹を溶かした水に浸しておけば柔らかいプロのような煮物を作ることができるかもしれませんよ!
今回は掃除意外にも便利に使える重曹の使い方についてまとめてみました。
我が家でも、料理にも重曹を取り入れて、さらに便利な生活を送っていけるようにしていきたいと思います。
使っていく中でさらに便利な方法が分かったら、また報告していきますね!