真夏の炎天下、車内の温度は想像以上に上昇しています。子供の車内放置の廃絶が訴えられるようになってから、大分月日も経ち最近では車内放置による事故もかなり少なくなってきたように感じます。
ですがそんな時だからこそ、今一度、炎天下での車内の温度がどのくらい上がるのか、また、車内の温度を下げるにはどうすればいいのか、改めて学習していきましょう!
それではご覧ください!
炎天下の車内は何度になるの?
JAFの実験によると、真夏の炎天下(外気温35℃)で12:00~16:00の4時間の間にどのくらい温度が上昇するかのテストを行っています。
その結果から見ると、なんとエンジンを停止し、わずか30分後の12:30には車内温度は45℃まで上昇しています!わずか30分で10℃の上昇です。
ちょっとスーパーで買い物している間に45℃まで上昇しているのです。放置された子供にとってはまさに地獄ですね?
12:00から3時間後の15:00では55℃まで上昇するようです。パチンコなどで長時間放置してしまった場合には、命を落としてしまってもおかしくない状況となってしまいます。
温度上昇を抑える方法
真夏の車内の温度上昇をを少しでも緩和するために車の窓を少し開けておく人も多いでしょう!
全ての窓を数センチメートル開けておくことで、30分後の温度は40℃、3時間後の温度を45℃まで下げることができるようです!
それでも子供やペットを車内に残すのは危険なことに変わりはありませんし、車上荒らしに遭うリスクも高まります。
窓を開けていると言っても油断せず、様々なリスクがあることを覚えておきましょう!
熱くなった車内を冷やす方法
では一度熱くなってしまった車内を冷やすにはどうすればよいのでしょうか?
まず重要なのは熱い車内の空気と、比較的涼しい外気を交換することです!
つまり、
①窓を開け放ち
②エアコンも外気モードにする
ことが肝要となります。
一見単純なことですが、エンジンスターターで冷やそうとする方も多いんですよね。たしかに冷えた状態で車に乗ることはできますが、高熱になった車内をエアコンだけで冷却するのは非常に非効率的です。
一度窓を開けて外気を取り込むようにしましょう!
また、温度がある程度下がったら、窓を閉め、内気モードに戻し、エアコンを利かせるようにして下さい。
車の冷却グッズも
そもそも車を熱くならないようにすればいいじゃない!ということで冷却グッズをご紹介します!
まずは定番のサンシェード!
車で昼寝するときの必須アイテムですね♪
さらにシートにしくことができるカーシートも!
布団に敷く冷感シートのような感覚でひんやり感覚で運転することができますね♪
まとめ
真夏の炎天下の中では、車内はとてつもない高熱にさらされてしまいます。
ですので、子供やペットの放置はもってのほかですね?
炎天下にさらされてしまった場合でも、しっかりと外気を取り入れたり熱くなりすぎないようあらかじめ冷感グッズで対処することで乗り切ることができるようです!
しっかりと高温対策をして、快適に夏を乗り切るようにしていきましょう!!