今年は台風が来るたびに、「史上最大の台風」といった文言が聞かれるほど強い台風が日本に上陸しています。
そんな台風にtなんだ雑学をご用意しましたので、台風で外出できない!そんな時、暇つぶしに是非ご覧ください!
台風の「台」ってどういう意味?
台風といえばとても強い風が吹き荒れるイメージですが、「たいふう」と聞くと「大風」の方がしっくりきませんか?
なぜ大風ではなく台風と書くかというと、昔は台風のことを「颱風」と書いていたからなんです!漢字の風偏(左側)に台(右側)で颱。
いわゆる旧字ですね?颱という字自体に台風という意味もあったそうです。
しかし、当時「颱風」は「ぐふう」と読まれていました。それが「たいふう」と呼ばれるようになったのは英語の”typhoon”(タイフーン)。名人時代になると欧米文化の影響が強まったこともあり、ぐふうからたいふうへと呼び方が変わったと言うことだそうです。
沖縄に台風は上陸しない?
毎年台風が上陸し、強風被害を受けているイメージが強い沖縄ですが、年間の台風上陸数は圧巻のゼロ!!
意外な結果ですよね?
どういうことかというと、沖縄の扱いは「島」!よって上陸ではなく、通過という扱いになってしまうんです!
毎年のように台風は通過していますが、上陸はしていないと言うわけなんです(笑)
台風の目は風が吹かない?
天気予報で聞いたことがあると思いますが、台風と言うのは熱帯低気圧のことです!
台風の中心ほど低気圧になるため、風は中心に引き寄せられます。
しかし台風自体は反時計回りに回転する渦になります。回転するということは遠心力が働き、外側に行こうとする力(風)も同時に発生することになります。
この中心に引き寄せられる力と、渦の遠心力が釣り合った結果、ほとんど風の発生しない「台風の目」ができる、というわけなんですね♪
ハリケーンやサイクロンとの違いは?
それぞれ呼び方の違いはありますが、基本的にはそれぞれが熱帯低気圧の総称です。
発生する地域によって呼び方が違うと言うことですね?
北大西洋、カリブ海、メキシコ湾などアメリカ大陸近郊で発生したものはハリケーン
北インド洋やベンガル湾吹くんで発生したものをサイクロンと呼ぶんです。
ちなみに、アメリカで発生したハリケーンが海を渡って、日本までやってくると台風と呼ばれるようになりますよ?
台風の名前のつけ方は?
台風というと日本時としてはあまり馴染みがないですが、アメリカなんかでは「マリア」とか「フランシスコ」とか名前をつけている印象がありませんか?
このようにアメリカでは台風に人の名前を付けているようですが、実はアメリカだけでなく日本でも台風に人名を付けているってご存知でした?
実は台風委員会といった団体が存在しており、日本を含んだ14カ国(アメリカ、中国、香港、韓国、北朝鮮、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア 、カンボジア 、マカオ、ベトナム、ラオス、日本)で名目を決定しているのだとか!
当然日本でも名前が付けられていて、「やぎ」や「うさぎ」、「こいぬ」といった名前が付けられているんです。これは星座に由来してつけられているということだそうです。