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秋分の日って何の日?そこには意外な事実がっ!?

9月も下旬に入り、すっかり秋らしくなってきましたね。9月23日は秋分の日ですが、この日を境にだんだんと涼しくなっていくと考えられていますね。

そんな「秋分の日」ですが、一体何の日なのか?皆さんご存知ですか?

春分の日などもありますが、どういう関係なのか?調べてみましたので、ぜひご覧ください!!

一体何の日?

祝日だから、学校も会社も休みになるし何の日だっていいじゃない♪

そう思われるかもしれませんが、せっかくなので何の日なのか覚えて友達に自慢しちゃいましょう!

まず、何の日かということですが、ずばり「昼と夜の長さが同じになる日」です。これは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?「春分の日」も同じように昼と夜の長さが同じと言われていますね?

これは国立天文台によって作成される「暦象年表」によって決められています。なんとなく、9月23日が秋分の日というイメージが強いですが、その年によって若干の変動があるんですね。

2000年から数えると、9月22日が秋分の日だったのが2012年と2016年で、それ以外の年では9月23日が秋分の日となっています。やはり、秋分の日は9月23日が多いということが分かります。来年以降は2020年、2024年、2028年の22日が秋分の日となっており、4年周期で22日が選ばれていることが分かります。おそらくはうるう年の影響でそうなっているのでしょう。

調べてみると非常に興味深いことが多いものです(しみじみ)。

昼と夜の時間は?

昼と夜の時間が同じということは、単純に昼12時間、夜12時間ということになります。

ここで、国立天文台での、今年の秋分の日である9月23日の日の出、日の入りの時間を調べてみると、

な、なんと!

日の出が5:29、日の入りが17:37となっており、昼の時間が12時間8分、夜の時間が11時間52分と、昼の方が16分ほど長くなっていることが分かりました。

どうしてそうなのか調べてみると・・・日の出と日の入りの考え方に原因があることが分かりましたので、続きもご覧ください。

日の出と日の入り

日の出・・・太陽の上の縁の部分が地平線上に出る時間(最初に見えた瞬間}

日の入り・・・太陽の上の縁の部分が地平線に沈んだ時間(全部見えなくなった瞬間)

つまり、日の出は最初の1部分が見えたと時で、日の入りは太陽すべてが見えなくなったと時なので、太陽の大きさ1つ分が動く時間が昼の時間を長くしているということになるわけです。

少し分かりづらいでしょうか?

要するに、昇ってくる太陽の上の部分が地平線の当たる時から、沈んでいく太陽の下の部分が地平線に当たる時までで考えると、昼12時間、夜12時間になりますが、沈んでいく太陽の上の部分が地平線に当たったときが日の入りと規定されているので、その分、昼の時間が長くカウントされてしまうというわけなんです!

この説明で分かっていただけると幸いです(笑)

もっと言うと、太陽が真東から昇り、真西に沈む日が秋分の日(春分の日)だということです。

秋分の日に食べるものは?

秋分の日というと、まず思い浮かぶのは「おはぎ」でしょう!

おはぎのあんこは小豆から作られていますが、小豆の赤色には災難を防いでくれる力があると考えられていたために、長年食べられてきているのだそうです。

秋分の日はおはぎを食べますが、春分の日には何を食べますか?

そう、「ぼたもち」です。

おはぎとぼたもちの違いって、皆さん分かりますか?どちらももち米をあんこで包んだ食べ物だと思うけど・・・。まさにそうの通り!実は同じ食べ物なんです!!

春は牡丹の花にちなんで「ぼたもち」、秋は萩の花にちなんで「おはぎ」と呼ばれているんですね!

実に日本らしい風流な呼び方だな、と感心しますね。

そういったことも想いながら、彼岸でもありますのでご先祖様を敬っていきたいものです。

秋分の日は昼と夜が同じと言いつつ、実はちょっと違うということが分かっていただけたかと思います。

秋分の日と言えば「秋彼岸」、春分の日と言えば「春彼岸」ですが、そもそも「彼岸」とは何なのか?についても調べてみましたので、次回お知らせしたいと思います。

お彼岸って何?

それでは今回も最後までご覧いただきありがとうございました!

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