カフェインの少ないお茶を探している方はいませんか?私は探しています!
何かいいお茶はないかなということで、メジャーなお茶である麦茶についてメリット・デメリットを調べてみました。
夏しか飲まないイメージの強い麦茶ですが、意外にも、夏に限らず飲んで得する効能がたくさんありましたのでお伝え致します。
それではご覧ください。
目次
麦茶を飲むメリット
血行促進作用
麦茶の香ばしい香りはアルキルピラジンという成分です。アルキルピラジンには、血流を良くする効果があることが知られています。麦茶を飲んでから60分から90分は血行促進作用が持続するといわれていますので、定期的に飲むと良いかもしれません。
血圧を下げる
麦茶には血液をさらさらにする成分が含まれています。カフェインは含まれていませんが、少量のカリウムが含まれているため、カリウムの利尿作用によって余分な水分やナトリウムを体外に排出し、血圧を正常値に戻すことが期待されます。
抗酸化作用
麦茶にはp-クマル酸という成分が含まれています。p-クマル酸には活性酸素を除去する作用があるため、美肌効果から、がんなどの様々な病気の予防に効果があると考えられています。
熱中症予防
麦茶といえば夏!というイメージが強いですよね?これはまさにその通りで、麦茶には体温を下げる効果があるんです。夏に飲めば熱中症にかかりにくくなります。ただし、冷えた麦茶を一気に飲むことはあまりオススメできません。
虫歯予防
p-クマル酸には、バクテリアの定着を防ぎ虫歯菌であるミュータンス菌の増殖を抑える効果があります。食後に麦茶を飲む習慣をつければ、虫歯を低減できるかもしれません。
水溶性食物繊維
麦茶の原料である大麦には、「βグルカン」という水溶性食物繊維が含まれています。水溶性食物繊維には、便秘の改善など、腸内環境を改善する効果や、血糖値の急上昇を抑える効果があります。
麦茶を飲むデメリット
体温を下げる
メリットでも挙げましたが、麦茶には体温を下げる効果があります。また、若干の利尿効果もあるため、尿として熱も排出されます。ですので、夏以外に飲む場合は、冷えた麦茶はあまりオススメできません。常温のものを飲むか、煮出すなどして暖かい麦茶を飲みましょう。
大麦アレルギーの発症
大麦アレルギーの人が飲んではいけないのはもちろんですが、小麦アレルギーの人も飲むのは控えた方が無難です。小麦アレルギーの人が、継続して麦茶を飲むことで大麦アレルギーを発症してしまうこともあるそうです。
健康的な飲み方
・冷やしすぎない。常温や煮出した暖かい麦茶がbetter。
・温かい方が効果が出やすい。
・一度に大量に飲まず、こまめに飲むようにする
子供の頃から、夏にはなんとなく麦茶を飲んでいた人も多いと思います。夏に飲まれていたのにはしっかりとした理由があったということですね。
基本的にはメリットの多い麦茶ですが、夏以外に飲む場合には特に、冷たい麦茶の飲み過ぎに注意するようにしてください。夏でもできる限り常温で飲むことをオススメします。アレルギーでない人であれば、常温の麦茶を飲むことに、ほとんどデメリットはありませんで、安心してお飲みになってください。
それでは今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。