前回に続き便秘の種類についてご紹介したいと思います。
今回紹介するのは弛緩性便秘の解消方法です!
便秘になると腸内で有害なガスが発生し、肌荒れの原因にもなりやすいため、早めに解消したいものですね♪
それではご覧ください。
弛緩性便秘の特徴・症状
便秘で最も多いのは弛緩性便秘といわれています。
弛緩(しかん)とは”ゆるむ”という意味です。
つまり、便を排出するための筋肉が弱く、ゆるんでいるので、排出できず溜まっている状態です。
筋肉が弱いと、便を排出できず腸での滞在時間が長くなります。
その間に大腸に便の水分を吸収され硬くなり、さらに排出しづらくなる・・・といった悪循環に陥ります。
この悪循環に陥らないためにも早めの対策を行いたいですね。
弛緩性便秘の原因
① 筋力の低下
筋力の低下が弛緩性便秘の主な原因になります。
便を排出するには蠕動運動(ぜんどううんどう)が必要となるわけですが、筋力が弱いとこの蠕動運動をしっかり行えなくなります。
するとトイレで便を出そうとしても出すことができない、ということになります。
便秘(弛緩性便秘)が女性や高齢者に多いと言われるのは、筋力が比較的弱いことに起因しているようです。
もちろん男性でもあまり運動しないような人であれば、弛緩性便秘になるリスクが高まることになるので注意が必要です。
② 偏った食生活や水分不足
忙しくて朝ごはんが食べられない、ダイエットのため偏食がち、といった要因も便秘の原因となります。
水分が不足すると便が硬くなり、大腸で移動しづらくなります。
移動しづらくなった便は長時間腸に滞在するため、さらに水分が吸収され、もっと硬くなり・・・といった悪循環に陥りやすくなります。
また食物繊維が不足すると便の量が少なくなり、大腸が便を排出しようとする顫動運動が起こりにくくなります。
弛緩性便秘の解消方法
①定期的な運動
ずばり筋トレですね(笑)
腸の運動を正常にするためには腹筋の力が欠かせません。
とは言っても、毎日筋トレを行うというのも大変ですので、ウォーキングなど日常的に負担にならない程度の運動で十分と思います。
運動するための時間を作るのも難しいので、通勤を歩くようにする、エレベーターを階段にする、といった工夫でもよいと思います。
② 食生活の改善
過度なダイエットを控えバランスのよい食事をとる、カップラーメンばかりの食生活を改める、など、ご自身の食生活を見直してみましょう。
なかなか大変ですが、3食をバランスよく摂り、特に水分と食物繊維をしっかりと摂るよう心がければ改善につなげることができます。
また、腸内の善玉菌のチカラを借りるのもよい方法です。
ヨーグルトや納豆など積極的に摂るのも効果的です。
私もヤクルトを毎日1本飲むようにしています。結構効果ありますよ?
弛緩性便秘についてまとめてみました!
便秘のほとんどは弛緩性便秘ということなので、しっかりと対策をとるように心がけたいですね。
便秘の解消には規則正しい食事と運動が不可欠!ですので、便秘解消のためだけでなく、健康全般のためにも改善していきたいところです。
次回は別な便秘の症状についてもまとめていきます。是非ご覧ください!