前回お風呂掃除の方法についてお伝えしました。今回は、なかなか掃除をするのを躊躇ってしまいがちな「トイレ掃除」についてご紹介します。
我が家ではトイレ掃除は妻の担当ですので、私がやることは滅多にないですが(笑)でもそんな妻の話も参考にしてトイレの掃除方法についてまとめてみましたのでぜひご覧ください。
掃除の順番
皆さんトイレ掃除をする時はどこから掃除していますか?
便器から?それとも床から?壁や収納の棚も掃除し忘れていませんか?
トイレに限ったことではありませんが、基本は上から順番に掃除していきます。せっかく床を掃除したのに、次に便器の掃除をしてうから埃や○○が落ちてしまったら台無しですからね(笑)
と言うわけで、掃除をする順番は上から、①収納棚、②壁、③タンク、④便器、⑤床、ということになります。あまり難しく考えずに、上から順番に掃除すると覚えましょう!
掃除の方法
①収納棚
収納棚はそこまで汚れるということはないですが、どうしても埃は溜まっていきますよね?しかも目には見えない高いところにある場合がほとんどだと思います。気づかない間に埃がどっさり!なんてことにもなりかねません。そうなる前に定期的に掃除するよう心がけましょう!
掃除方法はいたってシンプルに水拭きで十分です。中性洗剤など使用するとなお良いです。過去記事でも紹介していますが、古新聞を湿らせて拭いてから、さらに古新聞で空拭きすると、簡単に汚れを落とすことができて便利です。
②壁
壁は毎回掃除する必要はないと思います。月に1回程度でも十分でしょう。
ただし、洋式のトイレで立ったまま小をする男性がいる場合、思っている以上に飛沫が飛び散っているものです。そういう場合は、壁の下の部分は毎回掃除した方が良いでしょう。使い捨てのお掃除シートで拭くようにしてください。
対策としては、私もそうしていますが、男性も座ってトイレをすることでしょう。意外と気付かないですが、たってトイレをするとズボンにまで飛沫が飛んでいるんです。床も汚れてしまうことを考えると、次に使う人にも申し訳ないし・・・。判断は人それぞれですが、座って用をたすことも掃除を楽にする対策の一つですね。
③タンク
基本はお掃除シートで拭くだけです。気をつけたいポイントとしては、水を受ける部分の水垢と、レバーの部分ですね。何と言っても、用をたした後に手で触るところですからね。
レバーはしっかりと除菌するようにしてください。
水を受ける部分の掃除にカビ用の洗剤を使用すると、据置き型の洗浄液を置いてある場合、反応して有害ガスが出る可能性もありますので、一旦取り外すなど安全に注意して掃除をするようにしてください。
④便器
一番雑菌が繁殖しやすい部分です。特に便座の下の”ふち”の裏側は、尿の飛沫がついて汚れやすくなります。キレイにとるにはお掃除シートで強めに拭き取るとよいですが、ちょっと抵抗がありますよね?そんな場合はトイレのブラシにトイレ用洗剤をかけて裏側も忘れずにこするようにしましょう。
ブラシだと裏側をこするには少し大きすぎるなぁ、と言う方は使い古しの歯ブラシを使えば磨き残しを減らすことができますよ♪
また、便器内は常に水が張ってあるので、その境目にいわゆる「サボったリング」ができやすくなりますね。サボったリングの正体は「黒かび」です。ですので、カビ取り洗剤をかけて数分すれば比較的簡単にキレイにすることが可能です。
ただし、ここで気をつけなければならないことが一つ!それは「サンドペーパーを使ってはいけない」ということです。インターネットで検索すると、「目の細かいサンドペーパーでこすると簡単にきれいになるよ」という書き込みが散見されますが、実はそれは間違った方法なんです。
何故かと言うと、サンドペーパーでこすることで便器に傷がつき、そこに汚れが付着してしまいやすくなるからなんです。サンドペーパーでこすった直後はきれいに見えるかもしれませんが、結果的にカビが生えやすくしてしまうので、絶対にやらないようにしてくださいね。
また、トイレの型によっては、ウォシュレットの洗浄口を洗えるものもあるので、ご自宅のトイレを一度確認してみてください。
⑤床
特に男性が使用しているトイレは床が汚れやすくなります。理由は上述している通り、立って用をたすことで飛沫が飛び散るからですね。これを栄養源として、菌も発生しやすくなります。
トイレマットも定期的に洗うようにし、特にトイレと床の設置している隙間の部分を重点的に拭くとよいでしょう。
⑥その他
他にも見落としやすい場所として、トイレットペーパーホルダーやドアノブ、換気扇などがあります。トイレを見回して、どこを掃除すべきか見落としのないようにしましょう!
トイレ掃除もお風呂掃除と一緒で、時間が経てば経つほど、汚れが落ちにくくなります。サボったリングにしても、便がこびりついた場合にしても、ついたその時にサッと掃除すれば簡単に落とすことができます。
例えば1日1箇所ずつ、便座やタンク、収納棚どこでもいいので少しずつ行っていくと、まとめて行う必要がなく、かつ、汚れがひどくならずに楽に行うことができます。実際私の妻は毎日少しずつ行っていて、それが楽チンだそうです(笑)
人それぞれ合ったやり方があると思いますので、適した方法を見つけていきましょう!