今年は台風21号を始めとして、大きな台風が目立ちますね。窓を開けるととんでもない風が入ってきてびっくりします(笑)
ところで、窓を開けるときってだいたいは網戸があり、さらにレースのカーテンをひいている方がほとんどだと思います。夜になると、窓を開けても遮光性のカーテンで目隠しをするといった感じではないでしょうか?
そんな普段の生活には欠かせない「カーテン」ですが、皆さん洗濯はしていますか?意外と設置してから一度も洗濯していない!と言う方も多いのではないでしょうか?
今回はそんなカーテンの洗濯頻度と方法、その必要性についてお伝えできたらなと思います。
それではご覧ください!
目次
カーテンを洗う理由
カーテンにつきやすい汚れとしては、カビや埃汚れ、臭い(ヤニ含む)がメインです。どういった状況で汚れが発生してしまうのか見ていきましょう!
カビ汚れ
まず冬の窓際をイメージしてみてください。暖房で温められた室内と、寒い屋外の気温差で窓には結露が生じますよね?ズバリこれがカビの原因なんです!結露で発生した水滴がカーテンに付着してしまうのは避けられません。また、夏場であっても、不意に降り始める雨や、梅雨時の湿気などカーテンが湿ってしまう理由は季節を問わずあるということを覚えておいてください!
カビにとってこの湿気は大好物ですから、除湿機を設置する、雨のときはすぐに窓を閉めるといった対策が有効となります。
埃汚れ
さらに、このカビのエサとなるものが、ハウスダストに代表される埃汚れです。
床やカーペットに掃除機をかける人は多いと思いますが、カーテンにまで掃除機をかける人はそうそういないのではないでしょうか?意外にもカーテンには埃汚れがたくさん付着しています。
その原因としては、部屋を掃除した際に舞う埃だけでなく、外から入ってくる埃もあるからです。埃汚れには黄砂などの砂埃、車の排気ガスなど様々な汚れが含まれます。
特に、素材が化学繊維の場合、静電気によってさらに埃を吸着しやすくしてしまうので要注意です!
埃汚れに関しては洗濯までいかなくても、定期的に埃を払うことで、カビの発生を抑制することが可能です。
臭い汚れ
まず、普段消臭スプレーをどんなところに使いますか?衣類の他には、布団やカーペット、ソファなどに使う場合がほとんどで、カーテンまでは気が回っていないという方もいるのではないでしょうか?
部屋で焼肉やお好み焼きをした場合は油汚れによる匂いが、タバコを吸った場合はヤニの匂いが染み付いてしまいます。また、カーテンを閉めていると窓との隙間の空気は停滞してしまい、臭いがこもってしまう原因になるんです。湿気によりカビが発生していると、そのくさい匂いが停滞しさらに匂いを倍増させていく、といったイメージですね。
匂い汚れを防ぐには、定期的に窓を開けるようにしたり、他の家具同様に消臭スプレーを使用するようにしましょう。除菌効果のあるタイプのものを使用するとさらに効果的です!
カーテンの洗濯方法
カーテンなんてそのまま洗濯機にかければいいじゃん!とお思いのあなた!!実はちょっとした工夫で汚れが断然落ちやすくなるんです!そんな得する雑学をまとめましたのでぜひご覧ください!
洗濯絵表示の確認
これはカーテンに限ったことではありませんが、まず洗濯洗いが可能なのか確認しましょう。洗濯機がOKなのか、手洗いしなければならないのか、はたまたクリーニングに出す必要があるのか、お使いのカーテンの種類に応じて選択するようにしてください!
洗濯機にかける前に
洗濯機にかける場合は、型崩れしないように洗濯ネットに入れるのが基本です。ということは、普通に洗濯するのに比べると洗浄力は若干落ちてしまいます。また、比較的かさばる洗濯物ですので、全体的に汚れが落ちにくい傾向にあります。
そこで何をするかというと、洗濯前に簡単に埃汚れを払い落とします。掃除機をかけるのがベストですが、外でバホバホとカーテンをはたくだけでもかなり洗濯後の汚れ落ちが変わってきます。あらかじめ埃汚れを落としておかないと、カーテンのくるまった部分といいますか、内部で埃が水の中に逃げ切れずに、ティッシュを取り忘れたようなほこりの塊が生じてしまうことになります。
洗濯前の埃落としを忘れないようにしましょう!
いざ洗濯!
まずカーテンレールからカーテンを外し、フックも外します。間違ってもフックをつけたまま洗わないでくださいね(笑)カーテンを傷つける原因になりますので・・。
洗濯機に放り込む前に、カビやシミ汚れを確認します。汚れがひどい箇所には漂白剤をつけておきます。カビ汚れがある場合は、塩素系の漂白剤をつけておくと良いでしょう。塩素系漂白剤を使用する場合は洗濯絵表示を見て、使ってもいいか確認してくださいね?
さて、いよいよ洗濯機に放り込むわけですが、型崩れ防止のためにネットを使用します。ネットに入れる時は、適当に折りたたんで入れるのではなく、アコーディオンのようにじゃばら状にして入れます。そうすることで、内側に汚れを溜まるのを防ぐことができます!
あとは洗濯機に任せることになりますが、洗ってみて槽内の水汚れが汚い場合や、汚れが落ちきっていない場合は、汚れの面が表面にくるようにして2度洗いすると良いでしょう!久しぶりに洗濯するような場合は、汚れがたまっているので、注意して見るようにしてください。
乾燥はどうすればいいの?
カーテンを干す場合は、物干し竿で干すのがベストですが、カーテンレールにそのまま干す人も多いのではないでしょうか?カーテンレールに干す時は、室内干しで乾きにくいので、除湿機をまわしたり、しっかりと晴れた風通しの良い日に行うようにしてください。
洗濯した後は、定期的に除菌スプレーをかけると汚れの付着を予防することができますよ♪
洗濯の頻度
汚れる割合としては、より窓に近いレースのカーテンの方が汚れやすくなります。結露も付着しやすいですし、外からの汚れも付着しやすくなっています。ですので、レースのカーテンの洗濯頻度を増やすようにしてください。
私の洗濯頻度としては、レースのカーテンは年2回、遮光性カーテンは年1回を目安にしています。レースのカーテンは3月と9月に行っています。何故かというと、湿気がたまりやすいのが冬の結露と、梅雨から夏場にかけての高湿度の時期なので、その終わりの時期である、3月と9月にするようにしているからです。気になる方は、さらに頻度を上げてもよいですが、最低限このくらいはした方が、汚れの付着を防ぐことができるでしょう!
普段忘れがちなカーテンの洗濯ですが、気付かないうちに汚れがたまっているものです。放っておくとハウスダスト等、アレルギーの原因にもなりかねませんので、定期的に洗濯するようにしたいものですね。