すっかり肌寒くなってきましたが、風邪などひかず元気にお過ごしでしょうか?
こう寒いと暖かいものが恋しくなりますよね♪さすがにまだ鍋は早いかな、という季節ですがお茶なんかは冷たいものから暖かいものにシフトしていく時期ですね。
お茶と言えば夏に麦茶を作るご家庭も多いと思いますが、あの麦茶パック、結構余ってしまうことありませんか?我が家でもヘタをすると半分以上残ってしまい、結局使わないで捨ててしまう、なんてことがよくあります。
捨てる前に一度麦茶について見直してみましょう!麦茶は冷たくして飲むだけの飲み物じゃないんです!
ホットでもおいしい、そんな麦茶の淹れ方をご紹介しますね♪
麦茶のおいしい淹れ方
煮出す
まずはお湯を沸騰させます。商品のパッケージにも記載されているかと思いますが、市販のものであればティーバッグ1つに対して、お湯の量1~1.5ℓくらいが適量でしょう!
ポイントとしては、まだティーバッグは入れないでください。
ティーバッグを入れるタイミングは、「お湯を沸騰させて火を止めてから」が基本です!熱湯にティーバッグを入れたら蓋をして約10分間かけて抽出します。その後、カップに注いでおいしく飲んでいただけます♪
やかんではなく急須で入れる場合は、お湯の量が少なくなりますので1分程度待つとちょうどいい濃さで楽しめると思います。
市販されている麦茶の茶葉は細かく粉砕されており、お茶の成分が出やすくなっています。個人の販売店で売られているようなものだと少し粗めの麦茶も売られています。そういった場合は、抽出時間を長くしたり、沸騰させながら抽出する場合もありますので、お使いの茶葉にあわせて調整してみてくださいね♪
香りを楽しむ裏技
もっと香り高い麦茶が飲みたい!そういう方に、なんと「インスタントコーヒー」を入れるのがオススメです!!
量は麦茶1ℓに対し、一つまみほどのインスタントコーヒーでOK!いつもより香ばしい麦茶を楽しむことができますよ♪
煮出した麦茶の保存方法
すぐに飲みきってしまう場合は気にしなくても大丈夫ですが、一人や二人で飲む場合、1ℓはちょっと多いですよね?そうなると、保存することも考えなくてはいけません。
当日中に飲むのであればそのまま常温で放置で構いませんが、1日以上経ってしまうのであれば冷蔵庫に保存しましょう!この時、すぐにティーバッグを取り出した方がスッキリとした味の麦茶を楽しむことができます♪より香りの深い濃い味が好きな方はもう少しティーバッグを入れておいておいてもよいでしょう。
水出し
夏場の基本的な作り方ですね?一応ご紹介しておきます。
麦茶と言えば、お茶用の容器に水を1ℓ(商品にもよりますが)とティーバッグ1個を入れるだけで簡単に作れますよね?
これにもう一手間加えるだけでもっとおいしい麦茶を作ることができるんです。
その方法がこちら!!
①ティーバッグをお湯で蒸らす
②2時間後にティーバッグを取り出す
この二つを行うことで格段においしい麦茶に大変身しますよ♪
茶葉をお湯で蒸らすのはコーヒーなんかでも行われる方法ですね。あらかじめ少量のお湯をかけておくことで、茶葉が開きお茶の成分を抽出しやすくする効果があります。
また、お茶を抽出する場合、いわゆるお茶のおいしい成分は始めの段階で出やすくなっています。時間が経てば経つほど、苦味や雑味といったあまりおいしくない成分が抽出されやすくなります。よって麦茶のおいしい成分が抽出された頃、おおよそ2時間後くらいにティーバッグを取り出すとおいしさをキープできるんです。
さらに、ティーバッグを入れっぱなしにしておくと菌が繁殖しやすくなります。雑味が出るだけでなく衛生的にもよくないので、麦茶の色がしっかりと出たらティーバッグは取り出すようにしてください!麦茶は大体4日目くらいから雑菌の繁殖が活発になるようなので、できるだけ2,3日で飲み切るようにしたいものです。
夏に使い切れなかった麦茶のパック、捨ててしまうのはもったいないですよね?暖かい麦茶も飲んでみると案外おいしいものです。この機会に冷たい麦茶だけでなく、温かい麦茶のおいしさにも目を向けていただけたらうれしいです♪
一度お試しあれ!