痔と言えば、いぼ痔・切れ痔が一般的(?)です。
私はいぼ痔になることが多く、切れ痔の経験はあまりないと思うのですが、切れ痔ってどういうものなんだろうと思い、今回まとめてみました。
するといぼ痔と共通するような部分が多々ありました。
便秘がちな人はいぼ痔・切れ痔両方にかかってしまう可能性もあるため十分ケアしていきたいですね。
それではご覧ください。
切れ痔の特徴・症状
切れ痔はいぼ痔についで患者数が多いと言われている痔です。
切れ痔の特徴としては、
①排便時に強い痛みと、出血を伴う
②排便後痛みを感じることがある
③治りかけのときかゆみを感じることがある
等が挙げられます。
一つ気をつけなければならないのが、痔以外にも排便時に痛みや出血を伴う病気もあるためしっかりと判断するようにしてください。
切れ痔の原因
切れ痔は便秘によって硬くなった便が、肛門を通過した際や、下痢が続いた際に肛門が切れてできた傷になります。下痢で勢いよく便が飛び出る際に切ってしまう感じですね。
肛門が切れると排便の都度痛くなるため、ついついトイレを我慢する習慣がつきやすくなります。
すると便秘がちになり、結果、便がますます硬くなって切れ痔が悪化すると言う悪循環に陥ることになります。
切れ痔の解消方法
いぼ痔と共通する部分も多いですが、次の方法が挙げられます。
①肛門を清潔に保つ
切れ痔は外傷になります。傷口に雑菌が増えると、炎症等を起こしやすくなります。
最近はウォシュレット付トイレが自宅にある人も多いと思いますので、使用して清潔にするようにしてください。ウォシュレットがない場合は、赤ちゃん用のお尻拭きなどを試用してもよいかもしれません。
②お風呂で温める
入浴時には、温かい湯船にしっかり浸かるようにしましょう。肛門を温めことで血流をよくし、いぼ痔の症状を改善することができます。
③便秘や下痢を予防する
便秘・下痢が長引くと、排便時に肛門付近に大きな負担がかかります。治ったと思ってもいきむことでいぼ痔を繰り返し、なかなか完治にいたりません。
食事や運動など生活習慣を見直し改善するようにしましょう
④市販薬を使用する
切れ痔の症状を緩和するものもあるので、使用してもよいと思います。座薬や軟膏、内服薬など様々な種類がありますので、薬剤師さんの助言に従って正しく使用してください。
また、一番確実なのは病院に通うことです。恥ずかしいかもしれませんが、お医者さんも見慣れているでしょうから、あまり気にせず通院することをオススメします。
いかがだったでしょうか?
いぼ痔、切れ痔は共通する内容も多いため、しっかりとケアして両方かかることのないようにしたいものです。
両方併発でもしたら目も当てられませんからね。
それでは次回も違うタイプの痔についてまとめていきたいと思います。
ではまたお会いしましょう!