便秘ってほんと大変ですよね?ひどい人では1週間平気で出ない人もざらにいるようです。
わたしもそこまでひどくはないですが、やはり便秘体質です。でも一言で「便秘」といっても実はいろいろな種類の便秘があることをご存知でしょうか?
そこで便秘の種類とその原因について簡単に調べてみたのでまとめてみました。
対策等についても随時アップしていきたいと思いますので、時間があれば覗いてみてくださいね♪
ではご覧ください!
器質性便秘と機能性便秘
まず大きく分類すると、便秘は器質性便秘と機能性便秘に分類されるようです。
器質性便秘とは文字通り器(皆さんの腸)の質(怪我や病気、ポリープ等)に問題があり便秘になっているケースです。
反対に機能性便秘とは、大腸の機能(動き)に問題があり便秘になるケースのようです。
生活習慣により起こり得るのは機能性便秘ということになります。
以下に機能性便秘についてまとめてみましたので、当てはまらない方は器質性便秘の可能性も考え、一度病院に行くのもいいかもしれませんね。
機能性便秘
① 弛緩性便秘
弛緩(しかん)とは”ゆるむ”という意味ですね。
つまり、便を排出するための筋肉が弱く、ゆるんでいるので、排出できず溜まっている状態です。
筋肉が弱いと、便を排出できず腸での滞在時間が長くなります。
その間に大腸に便の水分を吸収され硬くなり、さらに排出しづらくなる・・・といった悪循環に陥ります。
市閑静便秘になりやすい人は、運動不足の人、高齢者など腹筋の弱い人がなりやすいようです。
② 食事性便秘
水分と食物繊維の不足し、便が硬くなったり、少なくなったりするために起こる便秘です。
硬くなった便は大腸で移動しづらくなるため便秘の原因となります。
また食物繊維が不足すると便の量が少なくなり、大腸が便を排出しようとする”顫動運動(せんどううんどう)”が起こりにくくなります。
当然ですが、偏った食生活、朝食を抜く、食べる量が極端に少ない、といった人がなりやすい便秘といえます。
③ 直腸性便秘
肛門まで便がきているのに、うまく排出できないため溜まってしまうのが直腸性便秘です。
正常な人であれば便が肛門付近まで運ばれてくると、脳に刺激が伝わり便意が起こります。
しかし何らかの異常で便意が感じにくくなっているために起こる便秘です。
肛門の手前の直腸に便が溜まってしまうため、水分が吸収され硬い便になりやすいようです。
症状としては便意を感じにくい、排便しても残便感があるなど、私も当てはまるものがありました。
学校や職場の都合上、習慣的に便をガマンしてしまう人がなりやすいようです。
おそらく私は直腸性便秘なのかなと思いますね。
④ 痙攣性便秘
大腸が痙攣してしまうことで、正常な顫動運動が行われず、少しずつしか排便できなくなる便秘のようです。
他の便秘と違うところは、便秘と下痢を繰り返すタイプの便秘のようです。
痙攣している部分では便秘となり、便の水分が吸収される前に便が移動すると下痢になる、ということです。
痙攣性便秘の原因としては、自律神経の乱れ、ストレスが主とのことなので、ストレス発散や規則正しい生活が改善につながります。
以上、ざっとですが、種類についてまとめてみました。
なんとなくですが、自分の便秘の種類も当てはまるものがあったりと収穫のある結果となりました。
次回は「便秘解消のためにはどうすればいいのか」についてまとめていけたらと思います。