慢性的にいぼ痔を患っている私にもまだ経験はありませんが、今回はあな痔についてまとめてみました。
男性に多い症状ということで、他人事ではないなと感じますが、あな痔にならないように、また、なったときにすぐ対処できるように勉強していきたいと思います。
それではご覧ください。
あな痔の特徴・症状
あな痔(痔ろう)は、痔の中で比較的症状の重い痔と考えられます。
いぼ痔や切れ痔と比べて、はっきりとした症状があるため、次の症状がある方はすぐに病院での診断をお勧め致します。
・お尻が腫れて痛みがある
・排便しないときでも肛門に痛みがある
・発熱がある
・肛門から膿が出る
あな痔の最も特徴的な症状はこの「膿」です。
膿は肛門と肛門周辺の皮膚との間に溜まりますが、この部分が管となり、悪化すると直腸と皮膚をつないでしまうトンネルができてしまいます。さらに放置するとトンネルが枝分かれなどして複雑化していきます。
放置すると最悪の場合、がんの原因にもなる恐ろしい病気ですね。
これは中年以上の男性に多い痔だそうです。
あな痔の原因
あな痔になる主な原因は、肛門にある小さなくぼみに、下痢などから細菌が入り込むことによって発症します。
小さなくぼみなので、通常であれば便が入ることはないのですが、液状の下痢をした場合は便が入りやすくなってしまいます。
体調不良時など免疫が低下しているときは特に注意が必要です。
あな痔の解消方法
あな痔(痔ろう)は他の痔とは異なり、食生活や生活習慣を改善したり、市販薬の使用等では根本的な改善は見込むことができないと思われます。
根本的な治療は病院での手術以外ありません。
膿を取り除き、その後、再感染しないように抗生物質を使用したりと、中長期の治療になることが多いようです。
いかがだったでしょうか?
あな痔は放置しておくと、膿が溜まるトンネルが複雑化し、治療にも余計に時間がかかるようになります。それどころか、がんなど重大な病の引き金となることもあり得ますので、早期の治療を徹底してください。
何度も言いますが、恥ずかしがらずに通院し、医師の適切な診断を受けることが非常に重要です。
しっかりと痔について理解し対処していきたいですね♪